幹太(伊野尾慧)の世界の田村(松倉海斗)や莉子(齊藤なぎさ)と再会したなつめ(伊原六花)は仲間たちの温かさに触れ、幹太と2人で子育てする未来に思いをはせる。そんな中、田村がなつめをこちらの世界に連れてこようと言い出す。トースターを中心に半径数メートルでミックスが起きているのではないかと推理し、トースターを持ち出せばなつめも外に出られると考えたのだ。うまくいけば親子3人で暮らせるかもしれない--幹太も一縷の望みを抱く。その日の晩なつめが現れると、トースターを持った幹太はなつめの手を引いて外へ。手をつないだまま外へ出た2人は、事故以来失っていた、心からの笑顔を取り戻す。しかし、時間になるとやはりなつめの姿は消えてしまい…。後日、幹太はある思いを胸になつめの母・楓(南野陽子)を訪ねる。